腸活には腸もみ整体がおすすめです。
東京3店舗つくばで１店舗で展開中。
腸元氣堂です。


【毛細血管の血流が悪いとどうなるの？】
人間の血管の総延長は約１０万キロメートル、地球2周半分にも及ぶといわれています。
しかし、その中を流れる血液のスムーズさには個人差があり、食生活や日常の活動で使う筋肉によって変化します。
血流が悪くなると、手足の指先や太ももの内転筋など末端の血管が影響を受けることがあります。
毛細血管の流れが滞ると、筋肉の硬直が起こったり、肌が乾燥したりする原因になります。
ちなみに大きな血管が詰まると、細胞組織に充分に栄養が届かなくなり、病気を引き起こすことがあります。


【整体の意味】
整体は今まで動かさなかった部分に稼働を与えたり、
普段の動きとは逆の動きを取り入れたり、などして、
筋肉や関節の靭帯の普段使わない部分に運動を与えます。
整体ではいわゆる血管の毛細血管の道路整備が行われます。


【胃が動かない場合】
胃に関しては、食事でたんぱく質アミノ酸を摂取して、
消化液をしっかり使うことが大事になってきます。
このはたらきを充分にさせてあげることが胃にとっての一番の筋肉活動になります。

私のサロンでは毎朝のだし汁で胃のはたらきを使うことを習慣にしてもらっています。
胃が動き出すこと、小腸大腸が動き出すので朝の便通が変わってきます。
腸もみの効果も表れやすいです。
胃の上の方は肋骨に覆われているので指圧できませんが、
下の方は圧すことはできますが、胃のケアの基本は食事です。


【小腸大腸には腸もみが有効な理由を構造的にみると、、】
実は筋肉を自分の意志で動かす(運動する)ためには骨と関節が必要です。
いわゆる骨格筋は自分で動かせる筋肉なのですが、二つの異なる骨を繋ぐことで筋肉の伸縮が行われます。
その二つの異なる骨を繋ぐ関節が曲がったり回ったりすることで筋肉の運動が生まれます。
たとえば下図の胸鎖乳突筋は頸の骨が回ることで伸び縮みします。
また筋肉が伸び縮みすることで毛細血管に血が通うようになり機能を維持することが出来ます。

骨格筋とは違い、
小腸大腸は骨とは繋がっていません。
小腸と横行結腸は背面の腹膜にぶら下がっているので筋トレによる運動やストレッチが出来ません。
上行結腸と下降結腸は腹膜に埋まっていて、筋トレによる運動やストレッチが出来ません。
なので、、
小腸大腸の動きが悪い場合はやはり腸もみが有効です。
腸もみは小腸大腸の毛細血管に血流を戻せます。
図①赤の四角の部分が「小腸が背中側の腹膜からぶら下っている様子」です)
(図①『プロメテウス解剖学アトラス頸部/胸部/腹部･骨盤部』医学書院158ページ参照)


【腸もみで自律神経を整えるの】
腸もみで腸管の毛細血管に血流を促し動き出すと、その動きは脳に伝わります。
自律神経の機能は正常に戻ろうとしてくれます。
腸管から脳への神経回路(求心性回路)は
脳から腸管への神経回路(遠心性回路)の方が
たくさんで約９割が腸から脳への神経回路です。
腸もみはこの腸から脳の神経回路を使って腸管の動きを脳に伝えます。


【毎朝のお便り】
さて、腸管のどんな情報が脳に伝わっているのでしょうか？
小腸からはセロトニン、ドーパミン、ＧＡＢＡ、βエンドルフィンなど、
気持ちを落ち着かせたり、ナチュラルなやる気を醸し出すホルモンが出てます。
大腸にはたくさんの腸内細菌が居て、
ビタミンＢ群や酪酸、酢酸などの腸管が動くためのエネルギーを産生してます。
また、
小腸大腸の大事なはたらきは
身体を作るための栄養素、ミネラルやビタミンを
消化吸収するということでもあります。
これらの情報が脳に伝わることで全身の機能の維持を図っているのではないかと感じます。
たとえば私のサロンでは腸の活動が正常になることで、
肌が奇麗になったり、花粉症が軽減したり、生理機能が整ったりされる方がたくさんいらっしゃいます。

ここで改めて大事だなと感じるのは
毎朝のお便りがちゃんとあることの大切さ。
お便りは目に見える胃腸の動きで、
毎日のすっきり感には胃小腸大腸の連動が必要です。

小腸が動かないとホルモンの分泌は乏しいものになります。
大腸に便が溜まってると悪玉菌ばかりになり身体によい影響が出てきません。

胃腸も筋肉です。血流があって動きます。
まずは腸もみで小腸大腸の毛細血管にも流々と血液を流し腸管の動きを促し、
それと共に
食事改善で胃の動きを整えていくことが大事です。

便秘改善、毎朝のすっきり感には腸もみ整体がおススメです。