腸活には腸もみ整体がおすすめです。
東京3店舗、つくばで１店舗で展開中のサロン、
腸元氣堂です。

甘酒に関して金沢工業大学の面白い記事を見つけました。

【世界初】
甘酒を飲んで、便通改善、コレステロール低減、肥満抑制。
応用バイオ学科尾関研究室が企業との共同研究で学術的に初めて実証。
より詳しい記事はこちら

下記その内容の抜粋です。
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プロラミンはヒト消化器官内で消化・吸収されにくいレジスタントプロテインと呼ばれる難消化性タンパク質の一種で、食物繊維様物質として機能するとともに、便秘改善やコレステロール排出促進、肥満抑制効果などの生理作用があると経験的に言われています。
(解説)プロラミンとは腸内細菌の餌です。善玉菌を育てます。
甘酒の製造方法の違いとプロラミン量との相関を見たところ、製造法では「米麹と米のみから製造されている甘酒」、「米麹と酒粕のみから製造されている甘酒」、「酒粕のみから製造されている甘酒」、「米麹のみから製造されている甘酒」の順にプロラミン含有量が少なくなり、甘酒の原材料によってプロラミン含有量に傾向があることがわかりました。
(解説)この部分から「米麴や酒粕のみ」よりも「米」を材料に加えることがプロラミンを有意に増えることが分かります。またヒトではコレステロール低減効果や便通改善効果を発揮するプロラミンの有効量は約113mg/日と言われ、米麹と米のみから製造されている甘酒コップ1杯（約150ml）には、ヒトで機能性を発揮できるプロラミン量が含まれていることが推測されました。

さて、最近腸元氣堂でも甘酒を作ってます。
玄米、雑穀米(10種)、その他多めにオーツミール、大麦、大豆、かぼちゃの種などで作ってます。
市販の甘酒よりも甘過ぎず、歯応えもあり、
今のところご来店のお客様には好評です。
出来上がりに味噌を落とすと更に美味しいです。
夏バテ対策、便秘解消にもオススメです。

ではあらためて
なぜ甘酒が夏バテ対策や便秘解消に有効なのでしょうか？

ひとつは胃で行われる消化の負担が軽減するから。
胃で行われる「消化」は身体のエネルギーを使います。
甘酒が出来上がる過程がその消化の過程を代行し胃の負担を軽減しています。
そして素早く身体のエネルギーとしてはたらいてくれます。

もうひとつは記事にもあるプロラミンが腸内細菌の餌になるから。
腸内細菌の餌には食物繊維が有名ですが
アミノ酸や胃で消化されなかったたんぱく質やでんぷん(糖質)なども腸内細菌の餌になります。
お酢という発酵食品で腸内細菌が増えるのはアミノ酸が餌になるからだといわれています。


甘酒にはすぐにエネルギーになる糖質の部分と、
さらに
腸内細菌に餌(難消化物)を与えることで短鎖脂肪酸というエネルギーにしているという
二重の対策で身体のエネルギーを補給していることになります。
甘酒は飲む点滴といわれますが、
点滴は腸内細菌に影響を及ぼさないので、
甘酒は点滴以上のはたらきをしていると言えるかと思います。

私のサロンでも甘酒を作っていますが、
先程紹介したようにたくさんの雑穀を使っています。
腸内細菌の餌となるのはプロラミンだけでなく、食物繊維やアミノ酸など色々あります。
その種類が多いほど色んな腸内細菌が育ちます。
また身体によい影響を与えてくれることが分かってきています。
腸内細菌にも食べ物の好き嫌いがあり、
いろんな穀物、難消化物を食べることで腸内細菌の種類が増えます。
なのでいろんな食材を発酵させてます。
甘すぎないのが特徴でもあります。

下記に作り方も載せました。
簡単に作れます。一度お試しください。

腸元氣堂流甘酒の作り方
穀類のお粥を炊く、
注:穀類は白米以外でも大丈夫、
下準備として麹(こうじ)が塊の状態であれば崩す、
炊き上がったお粥に崩した麹を入れてよくかき混ぜる、
麹を入れると水分をすぐに吸収するのでお好みでお湯を足します。
そして60度ぐらいで10時間ぐらいでお粥と麹を馴染ませる、
最初によくかき混ぜて途中でもかき混ぜる方がよい、
麹が多少塊で残ってもそれはそれで美味しい、
10時間程で出来上がり、
温かいままでも美味しいし、
冷たくしても美味しい、
お気に入りの味噌を甘酒の出来上がりに入れても美味しいです♪