腸活には腸もみ整体がおすすめです。
東京3店舗つくばで１店舗で展開中。
腸元氣堂です。

腸元氣堂には便秘でお悩みの方が多数いらっしゃいます。
その中には下剤を利用している方もいらっしゃいます。

下剤を使っても出なくなった方、
下剤を使い続けることへの不安がある方が
自力で出せるようになりたいとご来店くださいます。

下剤を使われる理由としては
便秘状態だと苦しいのと、
仕事中に便意が来ると大変なので朝のうちに排泄しておきたい、
ということが上げられます。

今現時点で
下剤を使っても出ない方であれば、
下剤を卒業して
腸もみ整体や食事改善で便秘解消の覚悟をしやすいですが、

下剤を使うととりあえず出る方で
仕事に影響が出る方だと
なかなか下剤を卒業するのに勇気が要ります。

そんな時にお話ししていることがあります。

腸もみ整体や日々の食事改善で確実に胃腸は動きを取り戻していることを
お伝えした上で、

ご自分で下剤を卒業しても大丈夫と思えるタイミングが必ず来ること、
そのタイミングで毎日使っていた下剤を3日に一回にしたり、
仕事が休みの日は下剤を辞めてみたり、
自分の挑戦できるやり方で徐々に卒業していく方法もあること、

をお話ししています。

先日読んでいた本に面白い記述がありました。
本のタイトルは『カールロジャーズ～カウンセリングの原点』著:諸富祥彦です。

人が、自分の深いところにあるなまの体験の流れに直接意識を向ける時に展開していく体験のプロセスのことを、
ジェンドリンは「フォーカシング」と命名した。(略)
たとえば創造性の高い作家が文学作品を書いている最中で、立ち止まり、
「うーん、ここはちょっと違うな。違和感がある。
これは何と言ったらよいのか。うーん…」と、自分の思考プロセスと一時停止させ、
スペースを作り、内側のなまの、何か、
まだうまく言葉にならないけどもそこにあって表現されようとしている「暗黙の何か」に直接触れながら、
そこから言葉を探り出そうとしていく。
その時に展開されているプロセス。
これも「体験のプロセスとしてのフォーカシング」である。

あるいはダンサーやミュージシャンが自分の踊りや曲に違和感を覚え、
立ち止まり、間を作って「うーん、ちょっと違う、どうしよう…」と
言葉にならない違和感に直接触れながら、
そこからよりしっくりくる音や動きを探していく。
「ああでもない、こうでもない、こうかな」と試行錯誤していくプロセス。
それが「体験としてのフォーカシング」である。

人が、自分の深いところにあるなまの体験の流れに直接意識を向ける時に展開していく体験のプロセスのことを、
ジェンドリンは「フォーカシング」と命名した。(略)

とあります。

下剤に対する不安からはじまり
腸もみ整体を選択し、
食事改善も含めて、実践して、
胃腸をケアして、胃腸の変化を感じ、
身体に起こっている変化も感じながら、
下剤を辞めるタイミングを
自分の胃腸に確認していく、
自律神経と対話を重ねていく、まさに

自分の深いところにあるなまの体験の流れに直接意識を向けているなと

感じます。

そして自分の意志の下剤卒業のタイミングは必ず来ます。

このような過程で下剤を卒業すると、
身体の異変に氣付きやすくなります。
また日常生活の上でも、
よりよい氣付きがたくさん得られるようにもなります。

「フォーカシング」という言葉を作ったジェンドリンの師が
カールロジャーズで
本のタイトルの方なのですが、

徹底的に自分らしく生きよ！
自らの「内臓感覚」に従って！
自分の実感以上に信頼できるものなど何もない。
それ以外は何も恐れるに足らない。
周囲の人の期待に応えるな！
勝手に寄せられてくる期待や押しつけや倫理になどのすべてから、自分を解放せよ！
自分を失うことほど、恐ろしいことは何もないのだから！

と著者のカールロジャーズの論文を通しても生き方像が示されています。

文中に出てくる「内臓感覚」とは
内面の深い部分ということで使われていると思われるのですが、
最近の研究で内臓が大脳基底核を刺激してることも明らかになってきています。
大脳基底核は潜在意識や氣付きに関わる脳の真ん中に位置する部分でもあります。

腸もみ整体を通して、
お客様の日々の生活の向上のお役に立てればなと思います。