腸活には腸もみ整体がおすすめです。
東京3店舗つくばで１店舗で展開中。
腸元氣堂です。

９０歳を超えて自分の脚で歩けて、
ご飯を美味しいと感じられることは
誰もが思う一つの目標かなと思います。

腸元氣堂に
半年前ぐらいからご来店頂いている９０歳の男性は
散歩が趣味で
ほぼ毎日散歩されているみたいです。

今も元氣で７５分の腸もみ整体コースを月に２回ペースで受けてくださっています。
整体を受けるにはある程度体力が必要です。
整体も運動で、普段動かしていない部分を動かすからです。
その時に感じるのはいくつになっても運動は大事だなということです。

若い時に運動をある程度していても
今運動をしているかが大事で
若い時の貯金はある程度すると、
使い果たされてしまいます。

７０代や８０代で身体に不調を来し
ひざの痛みなど身体の不調を感じる方は多いと思いますが、
運動の習慣が一つのカギになっているなと感じます。

散歩を毎日となると、
ハードルが高い気がする人も多いかと思われますが、
お手軽な方法がありました。
それは『振動刺激』です。

『振動刺激』について
加齢に伴う関節疾患に全身振動トレーニングを実施し、
その効果を検証する論文がたくさんありました。

その中のひとつで
『慢性ひざ痛を有する中年・高齢者の運動器機能に対する全身振動トレーニングの効果』
という論文が分かりやすかったので【結論】を引用したいと思います。

【結論】
本博士論文で得られた知見を以下の４つにまとめた。
(1) 本博士論文において新たに作成した WBVT プログラムは，膝痛を有する中
年・高齢者の運動器機能および心理機能に好影響を与えた。
(2) 膝 OA の重症度別に WBVT プログラムの有効性を検討した結果，膝 OA の
重症度に関わらず好ましい効果が得られた。
(3) WBVT プログラムは，膝痛を有する高齢者の骨密度に有意な変化を与える
ことはなかった。
(4) WBVT プログラムは，膝痛を有する高齢者の関節炎症と関連するバイオマ
ーカーに有意な変化を与えることはなかった。

【結論】中のＷＢＶＴは全身振動トレーニングのことです。
つまり
ＷＢＶＴ、全身振動トレーニングは
膝通に対して後遺症なく、
運動機能、心理機能の向上、
骨密度の維持を可能にし、
炎症が起こらない、という有意な結果が出ていました。

さて、
もう一つ、この振動刺激で私的に
大事だなと感じていることは
偏った運動にならないことです。

サッカーやテニス、ゴルフなどは
利き足や利き腕があったり、
歩き方の癖があったりで、
運動が一方向に偏りがちになります。

また、筋トレは一か所の筋肉を強化するには適していますが、
その分、全体のバランスを崩しがちになってしまいます。
実際に腸元氣堂で整体を受けておられる方で、
筋トレのために肩が上がらなくなって痛みがある方が、
筋トレを制限することで
肩の痛みが無くなった方もいます。

偏った運動と全身運動では
日常生活での重力の受け方が変わってくるので
日常生活での筋肉の前後左右のバランスが悪く疲れやすくなってしまうのです。
健康な筋肉は見た目ではなく、機能です。
機能は筋肉のバランスによって向上し、それは関節にも影響が現れます。

趣味でスポーツをする場合、
運動をしているから運動をしていない人よりも
健康的ではありますが、
より健康で日常生活を過ごしたい場合は
『振動刺激』的な全身運動も考慮に入れて欲しいなと思います。
ちなみに整体も
動かさない部分のアプローチをしていくので全身運動になります。

最後にもうひとつ、
普段の運動では強化しにくい部分が胃腸です。
胃腸は筋肉を作る栄養を消化吸収代謝する部分であります。
この部分は副交感の時に動きます。

運動していても
お腹だけ凹まない悩みをお持ちの方は多いと思います。
それは普段の運動では胃腸の運動にはならないからです。

胃腸の運動は睡眠中に多く起こりますが、
食生活が悪かったり、
職場でもストレスを引きずっていたり、
気分転換が出来ていないときに
その機能は低下します。

腸もみで胃腸を刺激することで
施術中に半寝状態になる方や
睡眠の質が向上した方は
たくさんいらっしゃいます。
胃腸を動かすことで
胃腸から副交感状態になれたのだと思います。

胃腸にの状態がどうなのか、、は、
脳にとって重要なことで、
神経のシナプスの数を見てみても
脳から腸に伝達するシナプスよりも
腸から脳に伝達するシナプスの方が多いことからも分かります。
その割合は１対９です。

また、腸管は脳からの信号を受けずに
自力で動くこともできます。
腸管粘膜がこすれることでセロトニンが産生され、
そのセロトニンは腸管を動かすエネルギーになってたりします。
腸もみでの刺激はこのセロトニンを産生することにも一役を担っています。

全身の筋肉運動と、胃腸のケアは
ONとOffの関係でONもOffも大事です。
腸元氣堂ではそんなトータルケアをご提供できればと思っています。