腸活には腸もみ整体がおすすめです。
東京3店舗つくばで１店舗で展開中。
腸元氣堂です。

全員の方ではないですが、たまに腸もみ中にいきなり会話が途切れる時があります。
それは眠っておられるからでした。
特に睡眠不足や眠りが浅い方に多いです。
なぜでしょうか？

腸もみで腸管粘膜を刺激するとセロトニンが出てきますが、
今のところ
この腸で発生したセロトニンは脳関門を通過しないことが通説になっています。

脳内のセロトニンは睡眠を深くするためのメラトニンを松果体で合成します。
腸内のセロトニンは腸管の運動や知覚、分泌を促したりしています。

では腸もみで眠たくなってしまうのはなぜなのでしょうか？
今回その答えを見つけるべく、ネット検索していたところ、
興味深く睡眠についてまとめられている記事を見つけました。

睡眠について
『知ってますか？「勉強に効果てきめんな睡眠」の手に入れ方』
こちらの記事をまとめてみました。

ノンレム睡眠とレム睡眠は90分～120分でワンセット。
ノンレム睡眠は脳を休める。
レム睡眠は身体を休める。
最初の2セットぐらいまでが深い睡眠。

睡眠のはたらきのひとつに記憶の固定があり、
学習や経験を忘れないように、
ノンレム睡眠とレム睡眠で脳に固定される。

そしてレム睡眠時に
新たな記憶と既に記憶していることとの関連付けと、
次回記憶をスムーズに思い出せるように「索引」を付ける作業が行されます。

また、
深いノンレム睡眠時に「いやな記憶」を消去する働きがあります。
浅いノンレム睡眠では自転車の乗り方やスポーツや習字などの技術を身につけます。

睡眠時のホルモンのはたらき
睡眠時には副交感神経がはたらいて細動脈が弛緩。
とりわけ睡眠初期段階でしっかり眠れないと身体の疲れがとれない。
成長ホルモン･･･身体の成長と修復(初期ノンレム睡眠)
プロスタグランチン･･･乳汁分泌促進、ストレス耐性増加(入眠から分泌され朝方に向かって増大)
サーカディアンリズムのホルモン
メラトニン･･･入眠作用、睡眠維持作用
コルチゾール･･･入眠時に抑制

メラトニンにより深く眠れると、、、、
①大脳皮質に十分な睡眠を与える
②成長ホルモンによる身体の成長と修復を助ける
③コルチゾールの分泌を抑制
睡眠中にコルチゾールが出続けると、、、
血糖値が高くなりすぎて成人病をさそう
記憶を定着させるための海馬が損傷を受ける
④嫌な記憶を消去
嫌な記憶はストレスになり安定した睡眠を阻害するのみならずコルチゾールを大量に分泌させてしまい海馬を侵害する
⑤脳細胞を修復・保護
睡眠を誘発する物質のひとつ酸化型グルタチオンが日中に蓄積され、ある程度溜まると眠気を誘う
入眠するとニューロンの活動により出来た細胞毒から脳細胞を保護

メラトニンはトリプトファンからセロトニンが合成され、
松果体でビタミンＢ12の作用によりメラトニンが合成される。
セロトニンの合成には光が必要で、トリプトファンは必須アミノ酸が必要で食品から摂取。
そしてトリプトファンの一部が脳に輸送される。
その時に持続性の運動が必要。
セロトニンの合成にはビタミンＢ6も必要。

起床後2h以内に規則正しく朝食を摂ると
食べたものがすぐに脳で使える。

今回のまとめ
本文中に持続性の運動によりトリプトファンが脳内へ移動するとありました。
整体で身体をほぐした後の
腸もみによる運動もトリプトファンを有意に脳へ運んでいると思われます。
ただ、トリプトファンがセロトニンに変換される際に太陽光や強い蛍光灯の光が必要です。
施術中にその様な大きな光はありません。
そうなると帰宅中に太陽の光を浴びてセロトニンが誘発され、
その日の夜はぐっすりと眠れるかもしれません。

先日、日中にご来店頂いている眠りの浅さを自覚しているお客様が
今日の夜はぐっすり寝れそう、前回も良く寝れました、
といってくださいました。

なので
施術中に眠りを誘発しているのは他の原因かもしれません。

ホルモンが発生する要素は運動や食べたり飲んだりの化学的反応だけではなく、
氣持ち良いなどの変化によっても発生し変化します。
今後、リラックスしている時の氣持ちホルモンの関係も調べていければと思います。